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バイクを愛してしまったら、手入れしてあげたくなるのは自然なこと。

VIDEO  "CHIKA's trial Challenge 2"

 

サーキットでは膝を擦り、愛車Z250ではツーリングを愉しむ知香さんが、
なんと今度は”トライアル”に目覚めた!トライアルに挑戦第2回。
 

 
2017.07.19

先川知香の乗って感じた! 第7回。
     -- トライアルに挑戦!2

トライアル始めました2。


私がライディングの練習をする理由。それは、速くなりたいからじゃなくて、上手くなりたいから。
じゃあ、上手いライディングってどんなの?と聞かれたら、やっぱりいちばん重要なのは確実にマシンをコントロール出来ることだと思う。
確実なマシンコーントロールが出来る人は速いんだよ!と言われちゃうかもしれないけど、それとこれとは別の話で、どんなバイクに乗っても確実にコントロールできて、怖くないんだという自信が欲しい。
そう考えている時に出会ったのがトライアルだった。
トライアルは、林道やダートなど未舗装の道を低速でクリアしていく。これこそ私の求めていたマシンを確実にコントロールする方法を習得できる競技かも。
どうしてもトライアルの練習を本格的に始めたくなった私は、小さなトライアルバイクを探してもらう事に。

 
そして、 98 年式の GASGAS が新しく家族になった。
トランポを持っていないから、保安部品を付けてもらってナンバーを取得、公道仕様に。
約2リッターぐらいしか入らないんじゃないかって噂のタンクと、給油時にはガゾリンとエンジンオイルを混合しなきゃいけない2ストの仕組みに、本当に公道が走れるのか少し不安だけど、きっと何とかなるはず!という事で、練習スタート!
 

まずは平坦な砂利道で八の字の練習。
自分では一所懸命重心を移動させてバイクを曲げようとしているのに、全然曲がらない。
そんな、私の苦戦している様子を見ていたバイク屋さんからアドバイスが。
『体逆だよ!バイクだけ倒して体は倒さないの。』『腕はハンドルの外側にあって、膝は曲がる方向に向ける!』
 

うーーーん。ロードと逆なのか・・・。
バイクと言えばロードバイクが主だったからか、ロードの乗り方の癖が付いていて、頭では理解できてても、体がイン側に入ってしまう。
それからは、『(体は)外、(膝は)中』『外、中』とブツブツ呪文を唱えながら猛特訓。
いつもの癖でロード乗りをしようとする体と、教えてもらったリーンアウトをイメージしている脳みそとの戦いで、今自分がどんな大勢でバイクに乗っているのかがわからなくなる。
その混乱の中、正解を口に出して唱えることで体勢を修正する。
そんな怪しい練習を繰り返し、何とかフラットな砂利道での八の字はクリア!
 
バイクの乗り方って、バイクによって全然違う事に改めて気付かされた瞬間でした。
オフロードの基礎中の基礎のライディングを教えてもらったついでに、簡単なメンテナンスの説明も。
 

・この 98 年式 GASGAS のガソリンはハイオクで、 2 リットルにつき 30cc 2 ストオイルを混合する。
2 ストオイルのオススメは YAMAHA オートルーブスーパーオイル。
・バイクに乗る時の空気圧は、フロント 0.4 、リア 0.3 で、保管時は空気をいっぱいに入れる。
・乗り終わったら毎回ガソリンコックをオフにしてアイドリングを続け、キャブレーターの中のガソリンを使い切ってからエンジンを切る。
・チェーンは毎回キレイにして、チェーンオイルを塗っておく。
・数回に 1 回はエアクリーナーをガソリンで洗ってキレイにする。
 

初めてのトライアルバイクで、初めての 2 スト!保管すら、何だか緊張・・・。
最初の目標!まずは自分でフロントを上げれるようになりたい。練習頑張ります!
 
 

 
 
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