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バイクを愛してしまったら、自分で手入れしたくなるのは自然なこと。

VIDEO  Lady's Motorcycle Fashion

 

女性がバイクに乗る。その時のウェアに関してはなかなか難しい選択を迫られることも多いようです。ファッションブランドのラインにライダーズジャケットが展開されたりすることもある一方、ほんとに使えるウェアはまだまだ少ない。
機能を満たしながらも、ほんとうにモデル目線でカワイイ!と言えるウエア。
知香さんはどんな基準でウェアを選んでいるんでしょうか。
 

 
2017.07.19

先川知香の乗って感じた! 第7回。

 

     --バイカーファッションについて考えてみた。

 
バイクに乗る服装と言うと、長袖長ズボンにローヒールのブーツ。安全のためにプロテクターが入っていれば尚よし。そんなイメージ。
でもでも、肩、肘、背中と体の重要なポイントにプロテクターを入れてしまうと、なんだかゴツくて動きづらそうなスタイルが出来上がる。
そして、バイクに乗る人たちも『バイクに乗る事』が目的だから、そのゴツイスタイルを、決められた制服のように受け入れてしまう。
そのスタイルはそのスタイルで、『自分はバイク乗りである。』という一種のブランディングができて、似合えばカッコイイ事は確か。
だけど、私のような女の子がそのスタイルを身にまとうと、どうしても違和感がつきまとってしまうのも現実。
『自由』を求めて乗っているバイクが、その動きづらいスタイルだけで一気に『不自由』なものになる気がしてしまう。
 
  

 【ライディングウェアだけどそう見えない。そこが重要。】

 
 
理想を言えば、真夏の暑い日に、タンクトップと細身のデニムで颯爽と走り抜けたい。
でも生身で乗るバイクという乗り物には、危険が伴うのは事実なので、それは夢のまた夢なのかも。
ただ、理想のバイクウェアのイメージは、私にとっては『身軽』という一言。
だから私は少ししっかり目のデニムパンツにお気に入りのトップスを着て、アウターにだけはしっかりプロテクターの入ったものを着る。
バイクを降りて、アウターを脱げば『身軽』になれる。そんなファッションが好き。

 

【ジャケットの中身は自由でいいんじゃないかな?】
 

最近はバイクに乗る事が楽しすぎて、女の子としてのファッションに昔ほどこだわらなくなったけど、バイクに乗り始めた頃は『バイクは移動手段』だったから、オシャレは重要だった。
幸いその当時はビックスクーターに乗っていたから、収納力抜群の大きなメットインに、わざわざ着替え用のスカートとハイヒールのサンダルを積んで、出かけたり。
そんな時に、もう1つ問題になるのがヘルメット。
お化粧をしたり、整えた髪型が一瞬で無駄になってしまい、バイクに乗る女の子にとっては一番の強敵。
ヘルメットも半ヘル、ジェッペル、フルフェイスと色んな種類があるけど、私の経験上、『何かあった時』にキッチリ自分を守ってくれるのはフルフェイス。
だけど、脱いだ時の髪型や化粧崩れが一番気になるのもフルフェイス。
そんな時にお気に入りなのが、フルフェイスにもジェット型にもなるシステムヘルメット。
ツーリングとか、バイクに乗る事が目的の時は、安全性を重視してフルフェイスで使って、ちょっとそこまで遊びにとか、バイクに乗る事が目的では無い時は、ジェット型と使い分けられてとても便利な一品。

【顎の先まで守ってくれるフルフェイスは、バイクに乗るには必須アイテムだと思う。】

 
 
遠くに行くから危険で、近くだから安全って訳では無いけど、バイクに乗ってるからオシャレに気を使ってないというイメージを持たれるのは違うと思うから。
自分なりの小さな抵抗だったりする。
 
 

 
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