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バイクを愛してしまったら、自分で手入れしたくなるのは自然なこと。

VIDEO "CHIKA rides RZ250"

 

モータージャーナリスト先川知香さんをお招きして、iBモリタ技師の愛車RZ250のインプレッションをしていただきました!70年代にYAMAHAが最後の2ストロークマシーンになるかと2ストの可能性を世に問うた一台。今あらためて評価するとどんなことになるのか。

「先川知香の 乗って 感じた!」第2回。
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RZ250はiB治具ボーラー担当技師モリタくんが初めてエンジンまで全バラにしての組み立てに挑戦したもの。今回もiBの技師ひとりひとりがどれだけバイクが好きで自分で手を入れているか、ということも同時に感じてもらえたようです!

 

 
 
2017.4.30

先川知香の乗って感じた! --YAMAHA RZ250

第2弾  2017.4/30
今回のらせてもらったのはRZ250。
 
私にとっては『2スト』という言葉から、一番に頭に浮かぶバイクの1台。
 

 
今回のRZは、元々オーナーさんが部品取り用に購入した、バイクとしては成立しないものだったそう。
 
そんな、ただの部品の塊が、息を吹き返した今回のRZは、少し人間不信なのか、簡単には乗りこなせない頑固なバイクでした。
 

 
エンジンをかけて進み始めると、突然、予想に反した大きなパワーで前に飛び出そうとする。 そして、エンジンの振動がアクセルを握る右手にダイレクトに伝わってきて、どんどん私の握力を奪っていく感覚。
 

 
それは、エンジンと2つのタイヤの上にダイレクトに乗っているような、バイクの原点とも言える乗り心地で、『バイクを自分で操作している』という事を深く実感させてくれる1台でした。
 


オーナー モリタ技士よりの詳細コメント

「レストアするきっかけ」
RZ250をレストアするきっかけはRZにXJRのフロント回りをボルトオンで使えるよう
にするステムとトップブリッジを作るためでした。試作品に取り付けて干渉や不具合などを
見るためにフレームと足回りを組み始めたところ、他の技師たちからRZに乗ってみたい」との声が上がったので、組み立ててみ ることにしました。
とりあえず走れるように、という趣旨でしたのでノーマルの足回りで組み立てました。
 
「レストア内容」
外装塗装、フレーム塗装の部分は自分で塗装
フロントフォークOH、タイア交換、エンジンパウダーコート塗装依頼
チャンバーのサイレンサーは元々カーボン製でしたが折れてしまっていたため
RISE・ONさんにてチタン製のサイレンサーを製作とOH、シリンダーは自社で
0.5mmオーバサイズボーリング&プラトーホーニング、ピストンはNEさんにてWPC&MOS2
 
「今回やった実験」
RZ250R (29L)のセンタークランクウェブを加工して組み付けました。
 
「気に入っている部分」
マシニングセンタ削り出しのiBロゴエンジンカバーとRISE・ONチタンサイレンサーです。
 
 
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